2019年 12月 08日
わたしたちに与えられたみ言葉 |
アドベント第2の聖日です。
天使のお告げ通りにマリアは聖霊によって神の御子をお腹に宿しました。そしてマリアはそれを受け入れたのです。
先ほど賛美した賛美歌95番の「わが心は」はマリアの賛歌です。「私の霊は救い主である神を喜びたたえます」
イスラエルの子供達は旧約聖書のみ言葉を覚えて、詩篇の歌を歌います。聖書のみ言葉が魂にとどまっているのです。600〜700年前に預言者が告げていたメシアと言われる一人の指導者が牧者となり導いてくださるということを信じていました。だから自分の身に起きたことをマリアは理解できたのです。
天使が「おめでとう。恵まれた方。主があなたと共におられる」と告げられたときに驚きはしましたが、受け入れることができたのです。
旧約聖書イザヤ書9章のみ言葉「ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。」という箇所も暗唱していたでしょう。
天使がマリアに「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。あなたの親類エリサベトも、年を取っているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六ヶ月になっている。神にできないことは何一つない。」マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」ルカによる福音書1章
マリアは100キロも離れているエリサベトの家まで歩いて行ってそこで3ヶ月留まります。
神にできないことは何もないということを信じる時に、聖霊の力がスタートします。皆さんも「信じます」ということを声を出して言いましょう。
聖書を読んでその言葉を信じることが資本となります。み言葉を蓄えていくことでそこに聖霊が働くのです。マリアの処女懐胎のこの出来事を信じる時に私たちのうちに喜びがあります。聖霊の助けを毎日信じ続け、神様の愛を感じましょう。
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by katusikakyoukai
| 2019-12-08 21:14
| 新約聖書 ルカによる福音書