2019年 09月 22日
不安を吹き飛ばす力 |
秋は、遠足があったり、野外礼拝があったり気持ちのいい外へ出て行く機会が与えられます。閉じこもっていないで外へ出て行くことでたくさんのことを得られることが感謝です。
パウロはローマで囚人として囚われの身になっている間、自由は奪われていたけれど、訪ねてきた人々に霊的な養いを与えたとされています。そのお陰で今日のようにその手紙が聖書として読み継がれ、私たちにも御言葉として伝えられていることは多いな恵みです。私たちも体が動かなくなって自由を奪われてもそうしたいと願いますが、その前に、ましてや自由の身である私たちこそが御言葉を伝える役目だと感じるのです。
フィリピの信徒への手紙は、「喜びの手紙」と呼ばれています。「主において常に喜びなさい」囚われの身でありながらなぜそんなに喜びをもっていられるのか、私たちに喜びなさいと呼びかけているのか。
マケドニアの地域にあるフィリピは少し内陸に入った緑豊かな地で、今は遺跡として残されています。パウロはタルソス出身。トルコ、アンティオキア、エルサレムからはだいぶ西の方角にあります。イエスさまと出会い赦されて十字架、復活の福音を伝えようと導かれて旅をしますが、迫害に次ぐ迫害で常に攻撃にさらされます。
カイサリアからローマに護送される船が遭難したときも、導きにより命が助かり、みんなを励まし続けました。
「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなた方の心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」フィリピの信徒への手紙4章6-7節
パウロはどんな場所でも多くの人たちに力を与えていく存在でした。
フィリピ教会の皇帝の家の人たちもイエスさまによって次々に救われていきました。感謝をすることで人知を超える恵みにより、平和の力を与えられていることに感謝しましょう、
by katusikakyoukai
| 2019-09-22 14:18
| 新約聖書 フィリピの信徒への手紙