2019年 08月 14日
聖霊に導かれていく教会 |
今日の箇所は「エルサレム会議」と呼ばれる箇所です。
教会は共に生きていくために「決めなければならないこと」「協議しなければならないこと」があります。そして組織というものは教会に限りませんが、「決めたことが大切」です。そして教会は神様から恵みを受けつつ、それを伝えていく義務があります。
では、今日の聖書箇所では、その大切にしなければならないことは何かが問われ、そしてエルサレム会議を見ると解決しなければならないことがあり、捨てなければならないルールと大切にしなければならないルールがあるとわかります。
神様から与えられた最も大切なルールは「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。」これが最も重要な第一の掟、第二も、これと同じように重要だと言われ、「隣人を自分のように愛しなさい。」(マタイ22:36〜40)です。すべての「教会での取り決め」はこれに従っていきます。
さて今日の聖書箇所では、ユダヤ教徒から改宗したキリスト教徒と異邦人のキリスト教徒の対比があります。ユダヤ人は生まれながらにユダヤ教徒でした。しかし異邦人はそうではありません。神様は良い人の上にも悪い人の上にも慈しみの雨を平等に降らせます。たとえユダヤ教徒を経なくとも直接、異邦人がキリスト教徒になれます。律法を守っているかどうか、割礼を受けているかどうかは、キリストの救いに預かるのには何の問題もありません。エルサレム会議の本質は以上のような「誰でも直接、信仰により救いにあずかれる」ということでした。互いに愛し合いましょう。たとえあなたの気にいる人であろうとなかろうと互いの支え合い祈り会いましょう。
by katusikakyoukai
| 2019-08-14 12:20
| 新約聖書 使徒言行録