2019年 08月 04日
主に導かれ、主の愛に支えられて進む |
使徒言行録13章には、パウロによる第1回伝道旅行のことが記されています。
パウロとはどんな人物だったかというと、イエスさまの弟子だちを苦しめ迫害する者でした。神様の愛を知り変えられたのです。
最近のニュースでも、加害者となった人がもしも自分自身が神様に愛されていると知ったならば、または、人からダメだと言われたり、醜い人だとされていた人でも、神様に愛されていると知ったならば、きっと変えられていただろうと思うことがあります。
そのイエスさまのことを決して信じようとしないでステファノを始め多くの人たちを迫害し苦しめていた人が神様に用いられて宣教者となり、多くの人にイエスさまのことを語り、神様の愛を伝える人となりました。神様は悪人の死を決して喜びません。正しい人のためではなく、罪人を招き救いのためにイエスさまをこの世にお授けになりました。
イエスさまは、私たちが受けるべき責を負って死なれました。ヨハネによる福音書8章に姦淫の罪に問われる女のことが記されています。イエスさまは地面に何か書きながら群衆の注目を集めさせ、「罪を犯したことのない者から、この女に石を投げなさい」と言いましたが、誰も責めるものはいなかったのです。私たちは、石を投げ合っている時代にあったら何が出来るだろかと考えます。
パウロはイエスさまのことを伝える者としてはじめは認められませんでした。しかし、神様は異邦人に福音を伝えることを託します。コルネリウスとペテロの幻の出来事からも、今は恵みの時であると転換点であることを示しました。ペテロとパウロは神様に遣わされて福音を告げに行きますが、困難が立ちはだかります。モーセがパロのところへ行くとその度により迫害されました。状況は悪くなるばかりだったけれど、最終的には奴隷から解放されました。
福音を告げる時に神様からの救いを邪魔する出来事が次々に起こります。
「神の御心を行って約束されたものを受けるためには、忍耐が必要なのです。」ヘブライ人への手紙10:36
聖霊の声に従った結果、十字架は全世界の救いへとつながり、神様は、異邦人をも悔い改めさせて命を与えてくださいます。
教会とは神様の憐れみを表すところだと思います。こんな人をも愛してくださるのかとペテロのようにパウロのようにしてくださいます。神様の愛の中で前に進みましょう。
by katusikakyoukai
| 2019-08-04 15:39
| 新約聖書 使徒言行録