2019年 06月 30日
わたしたちに与えられた言葉 |
G20の後にトランプ大統領が、北朝鮮の金正恩氏と38度線で顔を合わせて話をするということが注目されています。顔を合わせて一緒に過ごすということはとても大切なこと。それは、人と人との間に神様が働きかけてくださるからです。礼拝でもこうして顔を合わせることができることは、神様の恵みをいただくことでもあります。世界のリーダーのためにお祈りしましょう。
6月26日は、70年以上前になりますが、弾圧記念の日としてホーリネス教会が弾圧を受けて一斉に検挙された日でもあります。戦前立石駅の近くにあった教会もホーリネス弾圧で閉鎖されました。しかし、日曜学校は続けられ、朝の祈りがあり、一緒に賛美しながら教会としての共同体は守られて今も息づいています。使徒言行録にみる初代教会のごとく、心一つに祈っていた様子から神の恵みへとつながったのでしょう。
今、実は中国でクリスチャンの締め出しが法律改正により厳しくなってきたそうです。一時帰国をした外国人牧師が家族が中国にいるにも関わらず入国できなくなったりしていますが、中国のクリスチャン人口は1割とも言われています。弾圧や迫害によってますますイエス様の復活と福音がはっきりと示されるのは歴史の中で繰り返されてきました。
さて、旧約聖書と新約聖書がありますが、古い契約の旧約はイスラエルの人々がエジプトから脱出してシナイ山に着いた時、モーセを通して与えられました。それは、恐ろしい神様の印象です。恐れの対象であり、神様の潔さに触れたならば、死ぬしかない、神様の言葉に従わなければならないとあります。しかし、その契約は守られなかったから、イスラエルの滅亡に繋がりました。神様はそれから新しい契約を私たちに与えてくださいました。イスラエルの人々を集めてくださるメシアが来てくださって、十字架で過越の羊のように死んでくださったおかげで、私たちはエジプトからイスラエル人が救われたようにもう一度救いの道が与えられたのです。しかも全世界の人々を救う道が与えられました。ペンテコステの日に聖霊が降って心の中にイエス様の聖霊を与えてくださったのです。神様の命令に従えない人も、イエス様を十字架につけた人さえも赦されて一つになり、共同体となり教会になりました。
「わたしを信じるものは決して死ぬことはない。わたしがあなたがたを愛したようにあなたがたも互いに愛し合いなさい」というイエス様の言葉が聖霊によってより確実に心に刻まれるようになりました。この救いの恵みに感謝しましょう。
by katusikakyoukai
| 2019-06-30 21:06
| 旧約聖書 出エジプト記