イエスさまの愛が迫ってくる

十字架から50日目、ペンテコステに不思議な出来事が起こりました。

イエスさまが「聖霊があなた方の上に降ると力を得る。そして私の証人となる」とおっしゃっていたことが起こりました。使徒言行録第2章にあるように、その時弟子たちは聖霊が語らせるままに世界中の様々な言語で語り始めたのです。その時、世界中に散り散りになっていたユダヤ人たちがエルサレムに集まってきていて証人となったのです。アフリカ、イタリア、アラビアから帰ってきた人たちが驚きました。それは弟子となっていた漁師や罪人と呼ばれていた人たちのような無学な人たちが故郷の言葉で神について語り始めたのですから、驚いたことでしょう。ペテロが言いました。「酒に酔っているのではなく、旧約聖書の預言者が語られていたことを目にしているのです。ナザレのイエスこそ神から遣わされた方です」人々は、「どうしたらいいか」と尋ねます。

「イエスキリストの名によって洗礼を受けなさい」と言いました。その時エルサレムの人々は一つとなり3000人が洗礼を受けました。そして聖霊によって励まされ、また世界へとみ言葉が伝わるようにしてくださいました。聖霊は神様からの愛です。ペンテコステの日に私たちも神様から愛されていること、十字架の愛がどれだけ多く注がれているかを知り、感謝しましょう。

「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。そうすれば、世は、あなたがわたしをお遣わしになったことを、信じるようになります。」ヨハネによる福音書17章21節