2019年 02月 17日
ダビデの失敗 |
ダビデはとても勇敢で、いつでもみんなの先頭に立ち敵と戦っていましたが、その度に神様が勝利へと導いてくれました。
サウル王は、「俺が王様のなのに、みんながダビデを褒めている。悔しい。殺してしまおう」と憎しみの気持ちが強くなりました。
そんなサウル王をダビデは神様から打ってはいけないことを告げられていたので、家臣に「やっつけてしまおう」と言われてもそうはしませんでした。
しかし、ダビデはある日、ウリヤという兵士の妻に恋をします。そして、ウリヤをわざと戦いの激しいところに送りました。ダビデの計画通りに、ウリヤは敵に打たれて死んでしまいます。
ある日、預言者ナタンがダビデに話しました。「ある町に二人の人がいた。一人は金持ちで、たくさんの牛や羊を飼っていた。もう一人は貧しくたった一頭の子羊を我が子のように可愛がっていた。ある日、金持ちの家に旅人が来て、もてなすことになった。金持ちは自分の羊を料理するのが勿体無く思い、貧しい人の子羊を取り上げよ料理してしまった。」ダビデは「けしからん。その金持ちは死刑にすべきだ」すると、ナタンが、
「それはあなたのことです。あなたは神様からたくさんいただいているのに、家来のたった一人の妻を奪い、家来の命まで奪ったのです」
サムエル記下12:13「ダビデはナタンに言った。『わたしは主に罪を犯した。』ナタンはダビデに言った。『その主があなたの罪を取り除かれる』」
さて、イエスさまは「互いに愛し合いなさい」と教えてくれました。仲が良い友達だけではなく、意地悪する友達とも仲良くそして優しくしてその人のために祈るようにと。神様の前に「罪を犯しました。ごめんなさい」と告白するときに、見捨てずに愛してくださるのが神様です。どんなに間違えを犯しても助けたいと手を差し伸べてくださる愛を、そして私の罪の代わりの十字架の愛を知ることができるのです。その時には新しく生きる者とさせてくれるのです。その愛に感謝しましょう。
by katusikakyoukai
| 2019-02-17 14:54
| 旧約聖書 サムエル記