2018年 12月 23日
神がわたしたちの味方 |
クリスマスの喜び、そして温かさは、神様がわたしたちを愛してくださっているということ。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」テサロニケの信徒への手紙5章です。
思いがけない大変なことがあっても、神様は愛してくださること、イエス様がいつもどんな時でも味方でいてくださるから畏れなくてもいいと聖書が教えてくれます。
イエスさまの誕生を記した聖書の箇所は新約聖書のはじめの方のほんの数ページです。イエス・キリストの「キリスト」とはメシア(油を注がれたもの)、救い主という意味。
イエスさまこそ神様がわたしたちにくださった救いなのです。世界中に大きな喜びを与える知らせは、最初に羊飼いに知らされました。ユダヤ中に一斉放送されても良い重大なニュースが野宿をしていた羊飼いにされたのです。それは、日曜日にこうして礼拝に集まっている人たちに伝えますと、わたしたちに語られたことのようです。
天使は、「飼い葉桶の中で寝ている赤ちゃんを見つけるだろう」と告げます。天使が言った通りかどうか見に行こうと、ベツレヘムへ急いで行きます。そしてマリアとヨセフと飼い葉桶に寝かされた赤ちゃんを探し当てました。羊飼いたちは天使が話した通りだったので、神を崇め、賛美しながら帰って行きました。
羊飼いたちは、たくさんのことはわからなかったでしょうけれども、天使が言った通りだったということに喜んだのでしょう。
イエスさまの生涯のことは新約聖書の最初の方の4つの福音書に記されています。バプテスマを受け、40日の断食をし誘惑を受けます。目に見えない悪魔と戦うのです。しかし、イエスさまはご自分のために神様の力を使わなかったのです。
弟子になった人たちは、漁師だったり徴税人だったりしました。また罪人と言われる人たちと一緒に食事をしたりしました。そして最後は神様を冒涜するものとして十字架につけられます。
イエスさまの誕生は実は旧約聖書の中で預言者たちによって記されています。そしてイザヤ書53章にはイエスさまの受難が預言されているのです。
天使が言った通り本当だったと喜ぶ羊飼いの姿は、聖書の預言通り本当だと私たちの喜びです。神様はわたしたちに「あなたを愛しているよ」と呼びかけてくださいます。その呼びかけを受け止め重荷を取り去ることができますように。
by katusikakyoukai
| 2018-12-23 14:43
| 新約聖書 ルカによる福音書