2018年 06月 17日
神様が一緒にいてくださる 峯野牧師 |
エジプトの王様が夢を見ました。王様が見たのは特別な夢です。頭の良い人や占い師を呼んでも夢の意味はわかりません。
王様の盃を持つ献酌官が思い出しました。牢屋の中で自分の夢を読み解いた人がいると。それがヨセフです。
牢屋の中にいたヨセフは体を綺麗にしてもらって王様の前に連れてこられました。
創世記41章15節から16節
『ファラオはヨセフに言った。「わたしは夢を見たのだが、それを解き明かす者がいない。聞くところによれば、お前は夢の話を聞いて、解き明かすことができるそうだが。」
ヨセフはファラオに答えた。「わたしではありません。神がファラオの幸いについて告げられるのです。」』
王様の夢、それは、
ナイル川の岸に立っていた。葦の葉が茂っている。丸々太った牛が7頭上ってきた。次に痩せた醜い牛が7頭上ってきて、太った牛を飲み込んだ。でも、醜く痩せたまま。
もう一つ夢は、
1本の茎から7つの麦の穂、どれも丸々した立派な穂が生えていた。その後から痩せた麦の穂がその太った麦の穂を飲み込んでしまった。
それを聞いたヨセフは、王様に「神様は王様の見た夢をご存知です。どちらも同じ意味です。これから間違えなく起こることを主が示されました。それは、これからやってくる7年続く大豊作と、その後に7年続く大飢饉を示しています。今すぐ知恵のある人、監督できる人を遣わして5分の1を蓄えるようにしてください」
王様はヨセフを総理大臣にしました。倉庫に食料を保管して大飢饉に備えました。おかげでエジプトは大飢饉を逃れることができました。
その飢饉の時、各国の人々がやってきてヨセフはかつて自分を奴隷として売った兄弟たちと再会するのです。ヨセフは神様はどんな時にも一緒にいてくれることを信じていました。
先日、尾瀬で熊に会いました。3メートル先に物音に気づき振り向くといましたが、無事に守られました。
目に見えない神様がいつでも一緒にいることを感んじながら過ごしましょう。
by katusikakyoukai
| 2018-06-17 12:53
| 旧約聖書 創世記