2018年 06月 10日
どんな時もイエスさまといっしょ 峯野牧師 |
今日は、花の日、こどもの日です。
イエス様は子供のようにならなければ天国に入れないとおっしゃっています。葛飾教会の親子礼拝は、幼稚園児から大人の方々、求道者も信仰の先輩も多くの方が一度に集まります。その交流の中にある礼拝が祝されるように願います。
ヤコブの手紙1章2節に「わたしの兄弟たち、いろいろな試練に出会う時は、この上ない喜びと思いなさい」とあります。
12節には「試練を耐え忍ぶ人は幸いです」とあります。しかし、試練からは遠ざかりたいと誰もが思うと思います。
さらに、使徒言行録5章41節には「それで使徒たちは、イエスの名のために辱めを受けるほどの者にされたことを喜び、最高法院から出て行き、毎日、神殿の境内や家々で絶えず教え、メシア・イエスについて福音を告げ知らせていた」とあります。
弟子たちの様子から、悩みの中にある私たちを教え導くための信仰への道が、試練の中にあることがわかります。
6月24日は弾圧記念聖会です。昭和17年、ホーリネス教会の先輩たちが特高警察に捕らえられました。40を超える牧師が拘留され教会は閉鎖されました。ホーリネス教会に対する弾圧はキリスト教会全体からも冷たいあしらいを受けました。弾圧記念聖会は、私たちがこれからどのように歩むべきか、イエス様に従い生きてゆく者として心を新たにするものです。
小原十三司先生は、私が3歳の時に天へ召されました。逮捕され罪人扱いされ2年半も捕らえられていましたが、敗戦の混乱の中で無罪として解放されました。罪もないのに罪人として捕らえられ、拷問、尋問を受け、罵られ、冷たいあしらいを受けるとは、イエス様が辿られた道です。しかし、その時に幻で見た千人収容の教会を与えられました。戦火で焼けてしまった後に土地が与えられて立てることができたその教会が淀橋教会です。素晴らしい神様のご計画がありました。試練を通して、信仰を強くし、希望を与えられてきた信仰の先輩たちから私たちは学ぶことができるのです。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」テサロニケの信徒への手紙1 5章16〜18節
by katusikakyoukai
| 2018-06-10 17:02
| 新約聖書 テサロニケの信徒への手紙