2018年 06月 03日
行いにこだわっていませんか 峯野牧師 |
「最後のランナー」の試写会に行ってきました。’84年にアカデミー賞を受賞した「炎のランナー」主人公のエリック・リデルの後半生とその後を描いた映画です。400メートル走で金メダルに輝いたのち、陸上競技を離れた後中国で宣教活動をしますが、やがて戦争を迎え、外国人収容所で酷い扱いの生活から脳腫瘍で亡くなります。しかしその直前まで「汝の敵を愛せよ」のみ言葉にしたがい、日本人を愛し祈り続ける姿を見ていたイギリス人が、イエス様の言葉に従い日本に宣教に来ます。クリスチャンとしての道、救いとは何かを問われます。教会の中でさえも、イエス様の言葉が薄められ、違う方向に行ったり、失ってしまうこともあります。人に良い生活を求め、人を許せなくなったり、穏やかではなくなってしまう。誰でも、できないことを要求してしまったり、思い通りにいかないと許せなくなったりしてしまう弱さを持っているのです。
親子関係でもそうなります。思うようにならない、一生懸命にやっているとますます苦しくなってしまうことがあります。「互いに愛する」ということを通して愛を経験し、神様の愛を知るように私たちは導かれています。
聖書を通して自己点検しながら、愛を受け取りましょう。
ガラテヤの信徒への手紙は、パウロが書いています。迫害する立場からイエス様の愛を語る人に変えられました。
ガラテヤの教会は律法を守らなければ救われないと愛から遠ざかります。
本当に大事なのは律法を守ることより、守れないお互いをどのように愛するか。
「律法によっては誰も神に御前で義とされないことは、明らかです。なぜなら、「正しい者は信仰によって生きる」からです。」ガラテヤの信徒への手紙3章11節
罪の悩みの中にある人を神様が愛するように、イエス様が罪人と言われる人を愛したように、正しい道を求めていきましょう。
by katusikakyoukai
| 2018-06-03 16:08
| 新約聖書 ガラテヤの信徒への手紙